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ケーブルテレビの配信環境と視聴環境を整える仕事。 ケーブルテレビの配信環境と視聴環境を整える仕事。

 もともとは番組を制作する仕事に興味があったのですが、CNCIのインターンシップを受けた際、送り届ける方の仕事もかっこいいと感じたことが入社のきっかけです。現在は、ケーブルテレビ各社に放送信号を配信するためのセンター装置の構築・運用・管理や、視聴用端末の検証などを担当しています。 やりがいを感じるのは、仕事をひとりで任せてもらえたとき。自立できるチャンスだと思うからです。その分、責任感も大きいです。作業手順書をもとにメーカーの人が作業してくれるのですが、その指示や作業時間通りに進めてもらうことが大切。ケーブルテレビが視聴できなくなるなどの事故やクレームに繋がりかねないからです。
 CNCIでは放送信号を受信する設備がメインとバックアップの2重構成になっており、台風や大雨などの災害時には、メイン装置からバックアップへ自動で切り替わるようになっています。また、地デジ信号を送信する設備も、万が一機能不全に陥った際には非常用受信に切替え緊急でお客様に配信します。このように、災害時にもお客様に必要な情報をいち早く届けるために放送サービスを継続して提供することが私たちの重要な役割であり、こうした仕事が地域貢献につながっていると感じています。

目標を持って業務にあたり
責任ある立場を任されたい。

 入社時は多くの専門用語を覚える必要がありましたが、学生時代にネットワーク関連の用語(L2レイヤやTCP/IPプロトコルなど)を学んでいたこともあり、すぐに理解することができました。また、放送設備の設定値にはよく16進数が利用されています。16進数→10進数に変換して計算する場面が多いため、大学で学んだ進数計算を活用しています。
 加えて、学生時代に入部していた空手道部で目標を立てることの大切さを学びました。今でも自分で目標とその期日を設定してスキルアップを目指しています。以前、「作業手順書をひとりで作成できるようになる」と決めたときは、過去の作業手順書を読み込み、分からないところは先輩に聞くなどして勉強しました。先輩が新しい機械の交換作業をしに行くとき、「私も手伝いに行きたいです」と頼んで行かせてもらったこともあります。男性の多い職種ですが、「女性だからこういう仕事はさせない」ということを言われたことはありません。男女関係なく活躍できると感じています。

設計から構築、運用、保守まで一貫して担当。 設計から構築、運用、保守まで一貫して担当。

 ケーブルテレビ各社を繋ぐインターネット回線の設計から構築、運用、保守まで、外部の協力会社と連携しながら一貫して担当しています。作業現場では、あらかじめ機器の仕様や現地を納得いくまで確認した上でネットワークを構築し、不具合なく稼働できたときは達成感があります。回線を増強するというミッションに対して、増強と同時により運用しやすい構成に変更でき、お客様に喜ばれたこともあります。同じような案件だからと慢心することなく、自分の持つ技術を磨いていきたいです。

インターネットという
生活のインフラを支える責任。

 ネットワークの機能は目に見えずわかりづらい部分もありますが、イベントの生中継で自分の準備したネットワークを利用し、自宅のテレビで生中継が流れたときには仕事の成果をしっかりと実感できました。
 インターネットを利用する量は日々増大し、許容量を超えるとトラブルが発生しかねません。お客様が安心して利用できるよう、事前に想定して構成の変更や増強を行っています。グループ各社で利用されるインターネット回線はトラフィック量も大きく、ネットワークも大規模です。グループ11社を繋ぐ当社では、それだけボリューム感の大きい仕事が出来ることがエンジニアとして魅力的だと感じています。インターネットという、生活に当たり前のインフラが当たり前に使えるように、これからもしっかり支えたいです。

長期プロジェクトで問題解決力や調整力を習得。 長期プロジェクトで問題解決力や調整力を習得。

 大学で情報工学を学び、その知識を生かしたいと思って入社しました。現在は東海地区のケーブルテレビ加入者様に対するインターネットサービスのためのサーバ設備や、最近問題になっているセキュリティサービスの構築や運用を担当しています。以前、学校のURLフィルターを切り替える長期間のプロジェクトに携わりました。協力会社と検証を繰り返しながら作業を展開。運用直前になって不具合が生じたものの、先輩に相談しながら解決し、何とか無事に切り替えることができました。この経験を通して問題解決力や調整力がついたと同時に、先輩や上司に対する「報連相」の重要性をあらためて知ることができました。
 普段の業務では、メールやマカフィー等のインターネットサービスに関する各社からの問い合わせ対応も行っています。問題を解決できた時、エンドユーザーである地域の方にも貢献しているのだと実感できます。

自分の言葉で説明できる
頼りになるSEが目標。

 ネットワーク技術者としてインターネットの基礎知識は必要不可欠です。私はネットワークに関する知識を入社してから学びましたが、「ITパスポート」や「基本情報技術者」といった資格を有していると仕事においても強みになります。
 また、学生時代のサークル活動やアルバイトで身につけた対話力も、今の職場で活かされていると思います。わからないことはそのままにせず、きちんと自分の言葉で尋ね、自分の言葉で説明できるようにする。その経験と多くの仕事を経て今、システムについてお客様からの問い合わせにもきちんと自分の言葉で答えられるようになりました。まだ先輩に頼ってしまうことも多々ありますが、これからも自分で考え、行動し、SEとして後輩に頼られる人になりたいと思います。

異常をいち早く検知し、安定したサービスを提供。 異常をいち早く検知し、安定したサービスを提供。

 CNCIが各種サービスを展開するために必要な機器設備の拠点の一つである監視センターの運営を担当しています。24時間365日稼働している監視センターの運営を維持するため、電源や空調といったファシリティ設備の管理や、監視システムの運用などを行っています。
 監視センターではケーブルテレビ各社の設備監視を行うサービスを提供。サービス内容の設計やサービス開始までのフォロー、その後の継続的なアフターケアなども担っています。
 機器が安定して稼働するためには、電源が安定して供給されていること、適切な空調環境が整っていることが大切です。障害の発生や予兆をいち早く検知して、安定したサービスが維持できるよう、縁の下の力持ちとして支えることが使命だと感じています。

自分は何をすべきか
一人ひとりが考えて行動する。

 中学から10年間続けた弓道で培った忍耐力や精神力が今の仕事に役立っていると感じています。運用現場では時に様々な課題が発生しますが、難しい課題に直面しても、どのように対処すべきかをよく考え、自分が納得できる方法で解決できた時は何よりうれしいですね。決められた仕事をするのは簡単ですが、それ以上の発展はありません。自分で考えて動くことで、視野も広がり、成長もできます。これからの目標は、まだ自分ができていない何かに挑戦すること。自らやるべき何かを探して、会社の発展とともに、自らも成長したいと思っています。

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