デジタル録画/接続ガイド知る 放送録画についてあれこれ知る。
 
専門用語を知る
デジタル録画を知る
デジタル録画機器を知る
ケーブルテレビの録画を知る
録画制限を知る
TOP愉しむつなぐ操る録る知る

録画制限を知る

なぜテレビ放送に録画制御をかけるの?

デジタル録画機器は理論上、劣化の無い録画やコピー(ダビング)が可能であり、著作権保護の観点からこれを実施しています。録画したものは家庭内で楽しむ事を原則としています。視聴者の権利と著作者の権利の間にあるものがダビング10(コピー9回+ムーブ1回)または1回だけ録画可能(コピーワンス)になります。

録画制限はどんなレベルでかかるの?

録画制限には4つの段階があリます。

  • 録画可能
  • ダビング10(コピー9回+ムーブ1回)
  • 1回だけ録画可能(コピーワンス)
  • 録画不可

録画制限がかかるとどうなるの?

「ダビング10」の録画制限信号が不可されているデジタル放送の番組を、ダビング10に対応した録画機器のハードディスク(HDD)に録画した場合は、録画機からリムーバブルメディアへのコピーが9回まで可能となります。10回目はムーブとなり、HDDに記録したオリジナルの放送番組は消去されます。


※楽録シリーズは「ダビング10」に対応しています。 ただし、楽録から直接外部の録画機器に録画した場合は、従来どおり1回だけ録画可能の録画制限になります。
※STB(TZ-DCH250/300/500/505/520/521)は「ダビング10」に対応していないため、STBで受信した番組の録画は従来通り「1回だけ録画可能」の録画制限になります。

 

「1回だけ録画可能」の録画制限信号が付加されているデジタル放送の番組をデジタル録画した場合は、他のデジタル録画機器にコピーができません。

■「ダビング10」、「1回だけ録画可能」の録画制限信号が付加されているデジタル放送の番組は、録画制限に対応した録画機器と記録メディアの組合せでデジタル録画ができます。 DVDについてはCPRM対応の録画機器とCPRM対応のディスクで録画できます。

■VHSなどアナログ録画機器での録画や、アナログ放送の録画はこれまで通りできます。(一部のデジタル録画機器では、アナログ録画機器へのダビングができないことがあります。)

■ムーブ(移動)機能がついている録画機器を使用すれば、デジタル録画された番組を他の記録メディアに移動することができますが、元の記録メディアの番組は消去されます。 (例:ハードディスクに録画した番組をDVDに移動。ハードディスクの番組は消去されます。)

■「録画不可」の録画制限信号が付加されているデジタル放送の番組はデジタル録画することができません。

録画機器の種類によって録画の制限は変わるの?

録画機器の種類によって制約条件が変わります。「ダビング10」、「1回だけ録画可能」の録画制限信号が付加されているデジタル放送の番組をデジタル録画する場合は、録画機器と記録メディアが録画制限に対応している必要があり、対応していない場合は録画することができません。

CPRMって何ですか?

CPRM(Content Protection for Recordable Media)は、記録媒体用著作権保護機能のことで、DVD-RW・DVD-RAMなどの記録媒体に、著作権を保護する形で番組を録画するための仕組みとなります。
CPRMに対応していないDVDレコーダーやDVDディスクでは、「ダビング10」、「1回だけ録画可能」の録画制限信号が付加されているデジタル放送の番組を録画できません。

CPRMに対応していないDVDディスクではまったく録画できないの?

「ダビング10」、「1回だけ録画可能」の録画制限信号が付加されているデジタル放送の番組は、CPRMに対応していないDVDディスクでは録画することができません。予約の設定はできても、録画できませんのでご注意下さい。

「ダビング10」や「1回だけ録画可能」の番組を録画したDVDディスクをプレーヤーで再生できない場合があると聞いたけど…?

同じ種類のディスクが再生でき、かつ、CPRMに対応したDVDレコーダー・プレーヤーであれば、他のDVDレコーダーで録画したものも、再生ができます。例えば、「ダビング10」、「1回だけ録画可能」の録画制限信号が付加されているデジタル放送の番組を、DVD-RAMディスクで録画したものは、CPRM対応のDVD-RAM再生機器で再生できます。
なお、楽録DVDでAVCREC(デジタルハイビジョン映像記録)にてDVDへダビングしたDVDディスクは、楽録DVDとAVCREC対応レコーダー/プレーヤーでのみ再生が可能です。